・退職申し入れ時に引き止められたくない人
・会社を辞めるときの退職理由の伝え方で悩んでいる人
引き止められない退職理由の条件は2つ
引き止められない退職理由の条件は2つあります。
引き止められない退職理由の条件
①今の会社では実現できない
②やむを得ない事情
退職理由が「会社側がちょっとがんばれば改善できる理由」だと、引き止められる可能性があります。
退職理由で引き止められないためには、上記のような、現職では到底実現できない理由か、どうしようもない理由で伝えるのがポイントです。
引き止められない退職理由15選
新しい仕事に挑戦するため
メリット
・ポジティブな理由であり、円満退職しやすい
デメリット
・次の仕事について詳しく聞かれるので、業界・職種・会社規模・役職・役割などを理由に断れるようにしておく必要あり
・部署異動、ポジション新設の打診がある可能性あり
独立・起業のため
メリット
・ポジティブな理由であり、円満退職しやすい
・退職後も仕事を打診される可能性あり
デメリット
・退職後も仕事を打診される可能性あり(退職後に一緒に仕事をしたくない場合)
病気・体調不良のため、医師に療養を勧められている
メリット
・やむを得ない理由で引き止められにくい
デメリット
・有給消化、休職制度を打診される可能性あり
身内の介護が必要になったため
メリット
・やむを得ない理由で引き止められにくい
デメリット
・業務変更、時短、在宅ワークなど条件変更により継続の打診をされる可能性あり
夫(パートナー)の転勤についていくため
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・リモートワーク、雇用形態の変更などの条件変更により継続の打診をされる可能性あり
地元に戻る、遠方への引越し、移住するため
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・リモートワーク、雇用形態の変更など条件変更により継続の打診をされる可能性あり
結婚のため
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・時短、雇用形態の変更など条件変更により継続の打診をされる可能性あり
婚約者と同棲するため
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・時短、雇用形態の変更など条件変更により継続の打診をされる可能性あり
出産のため
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・産休・育休を提案される可能性あり
・時短、雇用形態の変更など条件変更により復帰後も継続の打診をされる可能性あり
家業を継ぐことになった
メリット
・やむを得ない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・副業、雇用形態の変更など条件変更により継続を打診される可能性あり
留学するため
メリット
・今の会社では実現できない理由で、引き止められにくい
・円満退職しやすい
デメリット
・雇用形態の変更など条件変更により継続を打診される可能性あり
資格取得・勉強に力を入れるため
メリット
・難関、勉強内容が難しいほど引き止められにくい
デメリット
・業務変更、雇用形態の変更など条件変更により仕事の継続を打診される可能性あり
家庭の事情
メリット
・理由を詳しく伝えなくて良い
デメリット
・具体的な理由を聞かれても、一点張りできることが条件
・強行突破する形になると、円満退職しにくい可能性あり
両親の事情
メリット
・理由を詳しく伝えなくて良い
デメリット
・具体的な理由を聞かれても、一点張りできることが条件
・強行突破する形になると、円満退職しにくい可能性あり
一身上の都合
メリット
・理由を詳しく伝えなくて良い
デメリット
・具体的な理由を聞かれても、一点張りできることが条件
・強行突破する形になると、円満退職しにくい可能性あり
本音の退職理由だと引き止められそう… 嘘・建前はあり?
結論。本音の退職理由を言うと引き止められそうな場合、嘘・建前を使うのはありです。
「残業時間を減らす」「業務を変える」「配置転換」「給料アップ」など、現在の職場でがんばれば改善できる可能性があると、引き止められる可能性があるからです。
引き止められずに、スムーズに退職するために、嘘・建前を使ってでも辞めるのはありです。
退職理由でネガティブ表現を使うのがNGな訳
・人間関係が悪い
・給料が低い
・仕事・ノルマがきつい
・評価制度に納得できない
・会社行事がイヤ
・企業の将来性が不安
…などの会社・職場へのネガティブな退職理由は基本的にNGです。
なぜなら、これらの退職理由は、環境改善により引き止められる可能性があったり、退職までの人間関係が悪化する可能性があるからです。
円満退職、スムーズな退職をするためには、たとえネガティブな理由であっても、そこは敢えて言わない方が賢く辞められます。