・部署異動か転職するかで迷っている人
・転職(退職)を検討している人
【この記事のまとめ】「異動できないなら辞める」はあり?
異動できないなら辞めるのはありです。
理由として、異動希望は通りづらいこと、仕事のモチベーションが下がる、ストレスが溜まる、時間がもったいないなどの理由からです。
「異動できないなら辞める」がありな理由
異動希望は通りづらい
一般的に、異動希望は通りにくいです。通常、人事異動は会社側の経営方針で決められるものなので、自分発信での異動は通りにくいという現状です。
異動希望が通りやすいのは、大手など社員数が多い会社、社内公募制度がある会社などです。
仕事のモチベーションが下がる
やりたい仕事がある、どうしても異動したい理由がある中での仕事はモチベーションが下がります。それで仕事のパフォーマンスが落ちたり、評価が落ちるのはデメリットです。
ストレスが溜まる
やりたい仕事がある、どうしても異動したい理由がある中での仕事はストレスが溜まります。最悪、体調不良や病気になる可能性もあり、今のモヤモヤした状態が続くのは良くないです。
時間がもったいない
やりたい仕事がある中、現状維持を続けるのは時間がもったいないです。興味のある仕事へのモチベーションが高いうちに始めた方が仕事で結果を残しやすいので、現状維持は機会ロスになります。
「異動できないなら辞める」という時の注意点
「異動できないなら辞める」という時の注意点は次の通りです。
・まずは直属の上司に相談する(難しい場合は人事、上司の上司)
・異動希望する理由はしっかり伝える
・異動できなくてもすぐに辞めると言わない(転職先を決めてからがベスト)
・転職面接では不満・愚痴は避けてポジティブに伝える
・信頼関係は崩さないように意識
・退職時の引き継ぎはしっかりと
「異動できないなら辞める」際の手順
1. 人事制度を確認する
・異動制度について、就業規則などで確認する
・先輩に聞いてみる
・上司との面談などで聞いてみる
2. 転職活動を始めておく
・異動が叶わない場合の転職先を確保する
・異動相談時の交渉材料になる
※上司への相談と並行する
3. 直属の上司に相談する
・人事異動の可否を確認する
・過去の異動実績を確認する
・異動条件を確認する(スキル、経験、資格など)
※転職活動も並行する
4-1. 異動できればOK
・今の部署への感謝は忘れない
・良好な人間関係を維持する
・引き継ぎはしっかりする
4-2. 異動できなければ、転職先が見つかり次第転職
・先に辞めると転職に失敗しやすくなるので注意
・できるだけ転職先を確保してから辞める