・短期離職して人生終わりかも…と悩んでいる人
・短期離職からの挽回方法が知りたい人
【この記事のまとめ】短期離職したら人生終わり?なんとかなる?
結論。短期離職しても人生終わりではないです。
現在の人手不足の状況、転職活動のやり方を工夫する、次の会社では長く勤めるなどを意識することで、キャリアを挽回することは可能です。
短期離職してもなんとかなる理由
人手不足の売り手市場だから
人手不足の売り手市場が続いているので、仕事の選択肢は沢山あります。
dodaの転職求人倍率レポートを参考にすると、2024年12月時点の転職求人倍率は3.15倍。つまり、転職希望者1人に対して、求人が3件以上あるという状況です。
また、上記のページで確認できる2019年3月以降の転職求人倍率は右肩上がりとなっており、転職市場では人手不足が年々拡大している状況が続いています。
退職理由の伝え方次第で理解してもらえる会社も多い
退職理由は伝え方次第で理解してもらえる会社も多いです。
面接で短期離職を伝える際は、自責で、反省点を踏まえて伝えると効果的です。
キャリアの挽回方法はある
短期離職してもキャリアの挽回方法はあります。
仕事の選び方を工夫する、経験・スキルを伸ばすことを考える、次の会社は長く勤める、転職先を決めてから辞めるなど、ポイントを押さえることで、経歴のデメリットを補うことができます。
短期離職の挽回方法
1. 短期離職の原因を洗い出す
次に同じ失敗を繰り返さないために、短期離職した(する)原因を洗い出すことが重要です。
業界の選び方、仕事の選び方、会社の選び方、人間関係、配属ガチャで外れを引いた(運が悪かった)、自分自身の考えの甘さ…など、原因を押さえた上で対策を取りましょう。
2. 退職前なら、転職先を決めてから辞める
退職済で転職活動すると転職で失敗するリスクが上がるため、まだ退職前でしたら、できるだけ転職先を決めてから辞めましょう。
3. 仕事で何がしたいかわからない時は自分の適職から選ぶ
仕事で何がしたいかわからない時は、自分の適職から仕事を選ぶことで失敗を回避しやすくなります。
自分の性格、向いている仕事、不向きな仕事、具体的な適職を調べるにはミイダスのコンピテンシー診断を受けてみると良いです。
4. 経験を活かせる仕事を選ぶ
経験を活かせる仕事を選ぶことで、転職しやすくなります。
実務経験はもちろん、業務で少しでも携わったことのある経験、プライベートで身につけた知識・スキルなどがあると転職活動で有利になります。
5. 未経験転職時は人手不足の業界・職種を中心に選ぶ
職種を変更して、未経験転職する際には、人手不足の業界・職種を中心に選ぶことで、転職しやすくなります。
dodaの転職求人倍率レポートで求人倍率が高い業界・職種が参考になります。
たとえば、2024年12月時点の転職求人倍率を参考にすると、以下のことがわかります。
・業界だと、コンサルティング、人材サービス、IT・通信、建設・不動産、メディア…の順に人手不足
・職種だと、IT・通信エンジニア、コンサル・金融、機械・電気エンジニア、建設・不動産、企画・管理…の順に人手不足
仕事選びの参考にしましょう。
6. 中小企業を中心に応募する
大企業は勤続年数を気にする傾向が強いため、大企業ばかりに応募するとなかなか転職先が決まらない可能性が高いです。中小企業を中心に応募するようにしましょう。
7. ブラック企業は会社データ・口コミで弾く
ブラック企業は、「離職率」「勤続年数」などの会社データと、口コミ・評判を調べて、未然に回避しましょう。
8. できるだけ転職エージェント経由で応募する
転職エージェント経由で応募すると、応募時に退職理由をフォローしてもらえるため、できるだけ転職エージェント経由で応募すると良いです。
第三者目線の転職アドバイスをしてくれる意味でも、転職エージェントの存在は大きいです。
9. 面接時の退職理由の伝え方を工夫する
面接時の退職理由の伝え方を工夫しましょう。
短期離職している場合は、他責ではなく自責で、反省点も付け加えて伝えることで、ポジティブな印象を残すことができます。
10. 面接で「今度は長く勤める覚悟」を伝える
面接時には、「今度は長く勤める覚悟」を伝えましょう。
面接官に、直接、仕事に対する熱意、覚悟を伝えることで、勤続懸念の払しょくになったり、即戦力になってくれることを期待してもらえる可能性が上がります。
転職後は3年は勤めよう
短期離職を繰り返すとキャリア・転職で不利になってしまうため、転職後は3年は勤めるように努力しましょう。
また、再度退職を検討する際は、転職先を決めてから辞めることで、キャリア・転職で失敗するリスクを減らすことができます。