・転職先が決まってから退職することに罪悪感がある人
・転職先を決めて退職意思を伝えたら「裏切り者扱い」されて悩んでいる人
【この記事のまとめ】転職先が決まってから退職するのは裏切り?
結論。転職先が決まってから退職するのは裏切りではないです。
転職先が決まってからの退職が裏切りではない理由は3つあります。1.そもそも職業選択の自由がある、2.生活があるのでごく普通のことだから、3.経歴に穴が空くとキャリア的に不利になるから。
以下で解説します。
転職先が決まってから退職するのは裏切りではない理由
1. そもそも職業選択の自由がある
そもそも、労働者の権利として「職業選択の自由」があり、会社が労働者を拘束することはできません。
仕事は、年齢、ライフスタイルの変化、心境の変化に合わせて、誰でも自由に決められるものです。今の仕事をしながら、今後の生活、キャリア、仕事のことを考えながら次の会社を見つけるのは当たり前のことなので、気にしなくて良いです。
2. 生活があるのでごく普通のこと
生活があるので、収入が途切れないように仕事に就くのはごく普通、当たり前のことです。
転職先が決まっていない中で退職することは、収入が途切れる、せっかく貯めてきた貯蓄が減る、妥協して今よりも条件の悪い会社で働くリスクが上がるなど、デメリットが多いので、できるだけ避けるべきです。
3. 経歴に穴が空くとキャリア的に不利になるから
転職先を決めずに退職して、経歴に穴が空くとキャリア的にも不利になります。
転職先が決まっていない中で退職することは、無職期間ができる、実務経験が減る、キャリアプランが曖昧など、キャリア形成上、そして、転職活動をする上で不利になります。
そのため、できるだけ転職先を決めてから退職したほうが良いです。
転職先が決まってからの退職で裏切りと言われない方法
1. 退職を伝えるタイミングに気を付ける
退職を伝えるタイミングに気を付けましょう。
以下に伝え方のポイントをまとめてみます。
・就業規則に沿って伝える
・余裕を持って伝える
・プロジェクトの区切りに伝える
・繁忙期を避ける
・忙しい時間帯を避ける
・上司の機嫌が良い時に伝える
2. 退職理由の伝え方に気を付ける
退職理由の伝え方に気を付けましょう。
退職理由の伝え方のポイントは次の通りです。
・これまでの感謝の気持ちを伝える
・愚痴や不満があったとしても、言わない
・トラブルを避けるために、転職先の企業名は言わない
3. 最後まで手を抜かない
退職が決まると気が緩むこともありますが、最後まで手を抜かないことが重要です。
以下の点を意識して過ごしましょう。
・退職するからと言って調子に乗らない
・誠実さ・謙虚さなど、態度は変えない
・引き継ぎは丁寧に行う
・残りの期間でできることを考える
・最終出勤日まで手を抜かない
転職先が決まってから退職する時の伝え方の具体例は、以下の記事にまとめています。