・ジョブホッパーであることに悩んでいる人
・ジョブホッパーを抜け出したい人
【この記事のまとめ】ジョブホッパーの末路は?転職を繰り返す人のリスクと対処法
ジョブホッパーの末路は?
・企業に採用されにくくなる
・収入面で不利になる
・負の連鎖に陥る
ジョブホッパーができる対処法
・キャリアの課題は早めに軌道修正する
・逃げの転職はしない
・転職先を見つけてから辞める(先に辞めない)
ジョブホッパーの末路は?
企業に採用されにくくなる
ジョブホッパーの末路として、企業に採用されにくくなる可能性があります。
企業に採用されにくくなる理由は次の通りです。
・「すぐに辞めてしまう」と思われる
・「経験不足」「スキル不足」「実績不足」と思われる
・「キャリアの一貫性がない」と思われる
・「人間関係作りが苦手な人」と思われる
・「扱いづらい人」と思われる
正社員採用している企業には、「長く勤めてくれる人」「即戦力人材」「職場に馴染める人」を軸に採用している会社が多いです。特に、創業から年月が経って長い会社、大企業などはこの傾向が強いです。
これらの点を払しょくできないと、ジョブホッパーは転職で不利になる可能性が高いです。
収入面で不利になる
ジョブホッパーの末路として、収入面で不利になる可能性があります。
収入面で不利になる具体例は次の通りです。
・昇給するには一定期間でパフォーマンスを上げる必要がある
・対象期間にいないとボーナスが少なくなる・もらえない
・勤続年数的に退職金が少ない・もらえない
・ブランク期間は収入が入らない
・1社勤めに比べて、生涯年収が下がる可能性がある
・条件の悪い会社しか採用されなくなる可能性がある
ジョブホッパーは年収を上げる転職をしていかないと、1社で長く勤める場合と比べて、昇進面・ボーナス面・退職金面でデメリットになり生涯年収が下がる可能性があります。
負の連鎖に陥る
ジョブホッパーの末路として、負の連鎖に陥る可能性があります。
・年収ダウンなどの条件ダウンの転職を繰り返す
・スキル・経験にならない転職を繰り返す
その結果、選択肢がどんどんなくなり、条件ダウンの転職、キャリアダウンの転職の連続に陥る・・・。
そうならないためには、キャリアアップ、条件アップになるキャリア戦略を取ることが重要です。
ジョブホッパーができる対処法
キャリアの課題は早めに軌道修正する
キャリアの課題は早めに軌道修正する必要があります。
たとえば、以下のような課題と解決策が挙げられます。
「経歴に一貫性がない」
→業界・職種を絞ってこの先のキャリアを積む
「スキル・実績のアピール材料が少ない」
→何かしら得てから転職する、仕事は結果にこだわる
「自分に向いてる仕事を模索中」
→適職診断、キャリアコンサルティングなどを受けてみる
「職場環境・人間関係など不本意な退職が多い」
→転職時は企業研究をしっかりする、自分なりの対処法も研究する
「先に辞めることが多く、経歴のブランクが目立つ」
→できるだけ転職先を見つけてから辞める
過去の経歴は変えられないですが、これまでの経験・スキルの活かし方を考える、今後の選択に活かす、という視点でキャリア・仕事を考えていきましょう。
逃げの転職はしない
逃げの転職はしないことが重要です。
「苦手な仕事」「苦手な人間関係」などからの逃げの転職は、次の仕事でも繰り返す可能性があります。もし、逃げの転職を経験してきている場合は、今後の良い転職にするために、そして、良い仕事に就くために、自分なりの対処法を見つけることが必要です。
・他人のおすすめではなく、自分が一番得意なやり方でやる
・効率重視よりも自分がしっくりくるやり方を選んでみる
・他責思考ではなく、自責思考で捉えてみる
・一人で抱え込まないで、5分悩んだら相談する
・仕事の割り切り方を身につける
・コミュニケーションの頻度、方法を変える
・距離の取り方を変える
・仕事への力の入れ方を見直す
・優先順位のつけ方を変える
・自分の目的を叶えるために利用してみる
・期間を決めてがんばってみる
・結果にこだわる など
色々と試行錯誤して試しても、仕事の悩みへの劇的な対処法が見つからないこともあるかもしれません。ただし、壁や困難にぶつかった時に、逃げずに挑戦した経験は確実に溜まります。過去の自分を少しでも超えられるように、困難への対処法を身につけていきましょう。
転職先を見つけてから辞める(先に辞めない)
ジョブホッパーの場合、先に辞めると転職に不利になる可能性が高いため、できる限り転職先を見つけてから辞めることが重要です。
そのためには、いつでも転職できる状態にしておくと安心です。
・日頃から転職サイト・転職エージェントに登録しておく
・日頃からメルマガ・スカウト等で情報収集しておく
・月に1度は職務経歴書を更新する
・転職活動はかなり余裕を持って早い段階から始める
・転職先が決まっても転職サービスは継続する(退会しない)
・・・など、普段の過ごし方を工夫すると良いです。