Q. 退職するべきかどうか迷っています
内定を獲得したもののオファー条件がいまいちで迷っている場合は、今の会社の不満点が解消できないなら辞めないほうが後悔は減ります。
まだ次の仕事が決まっていなくて退職するか迷っている場合は、転職先を決めてから退職することが重要です。在職中に内定をもらい、今よりも条件が良ければ退職する、というのが失敗しにくい方法です。
Q. 転職先を決めずに退職するのはあり?
基本的には「なし」です。先に辞めると転職活動で不利になったり、「早く仕事に就きたい」と焦って失敗するリスクが上がります。なので、転職先を決めてから辞めた方がいいです。
ただし、体調不良や病気、ブラック企業で辛くて限界、パワハラなどで耐えられない、などのやむを得ない状況ならば、逃げるのも正解になります。最優先するべきは健康面です。
Q. 入社して間もないですが、もう辞めたいです
短期離職すると転職活動で大きく不利になります。
なので、現職を続けられる方法を考える、または、今すぐに転職活動を始めて転職先を確保して辞めるのが良いです。
※体調不良や病気、精神的に限界など、やむを得ない理由の場合は短期離職も致し方ないです。デメリットはありますが、健康面第一でいきましょう。
Q. 退職を申し出る時、退職理由は本音を言うべき?
内容によります。
「やりたい仕事への挑戦」などの前向き・ポジティブな退職理由なら本音を言っても問題ないです。
「経営方針、働く環境、人間関係などの悪口」「給料への不満」などネガティブな退職理由のときは、本音は言わないほうがいいです。やりたい仕事、家庭の事情など、当たり障りのない建前の退職理由を使って、関係を拗らせず、スムーズに退職することを目指しましょう。
Q. 退職を切り出せないです
気を遣ったり、周囲の目が気になって退職を切り出せない場合、覚悟を決める必要があります。自分の人生は自分で決める覚悟が必要です。
上司に退職を切り出せない場合は、上司の上司や、人事に切り出しましょう。
会社自体に拒否反応がある場合は、多少のお金はかかりますが、退職代行サービスを使いましょう。
Q. 退職引き止めにあったらどうすればいい?
退職を申し出たら、「給料アップ、昇進、配置転換、仕事内容の改善」など、条件を出されて退職を引き止められた場合、意思は変えずに退職すると伝えたほうがいいです。
退職を引き止められて残る場合、引き止め時に言われた条件と違った、来期まで待つ必要がある、結局また辞めたくなった、などで後悔する可能性があるからです。
Q. 円満退職しなくてもいい?
基本的にはできるだけ円満退職したほうがいいですが、会社が嫌すぎて縁を切りたいなどの場合は円満退職を目指す必要はないです。
Q. 退職後も人間関係は継続したほうがいい?
せっかくこれまで築いた人間関係を退職と共に終わらせるのは勿体ないです。自分にプラスになりそうな人とはつながっておきましょう。たまに情報交換する、近況報告の食事に誘うなど、緩くつながっておくだけでも、今後の仕事やキャリアにプラスになる可能性が高いです。
Q. 先に会社を辞める場合、どれくらい貯金があればいい?
やむを得ず先に会社を辞める場合、最低限3か月~6か月、理想は1年以上分の生活費がまかなえる状態で辞めた方が良いです。
転職先が決まるまでに、一般的に、早くても1か月~3か月はかかります。それを踏まえて貯金や生活費の見直しをしてみましょう。
Q. 退職済ですが、転職活動が上手く行かず、どうしたらいいか悩んでいます
自分では気づけていない課題がある可能性がありますので、転職エージェントのサポートを受けながら転職活動を検討してみてください。